にっきー
連休明けは一週間が長く感じます。
日曜日などの休みの最終日は、つい「明日からまた仕事か…」と気持ちが暗くなってしまいますが、この気持ちは、転職して土日祝の休みが当たり前になったからこその感覚だなとも感じます。
土日も当たり前のように仕事…という環境にいると、「また明日から仕事だ」なんて感覚はなくなります。明日も仕事なのは決まっているから期待しない。せめて早く帰れれば嬉しい。…みたいに、自分の中の感覚が狂ってきます。
にっきーは、前の仕事のとき、土日休みとはいいながら「平日に仕事が終わらないなら、土日に自ら来てやるものでしょ?」というのが当然、という風潮でした。人数に対する仕事量が多すぎて、とても終わる量ではありませんでしたから、当然といえば当然の結果でした。
そのため、上司が金曜日の20時頃になると毎週「土日は何時に来るの?」と聞いてきました。このセリフを聞くと「今週もやっぱり出社か…」と、心が無になるような感覚でした。
とても「休みます」といえる雰囲気ではないので、みんなお互いに顔色を伺いながら、できるだけ遅い時間の出社を申し出ていました。
にっきー
「希望してやっている残業」扱い
みなさんは「残業申請書」という書類を書いたことはありますか?
残業申請書は、その名の通り「残業をしたいと申請する書類」です。
にっきーは、ある時からこのシステムに困らされることになりました。ある時から急に、残業をするなら申請書が必要というシステムになってしまったのです。つまり、残業の上に、毎日書類作成が追加されるのです。仕事が終わらないときに残業をしているわけなので、時間がとても惜しいときに、書類まで書かなければならなくなってしまいました。
もちろん、残業をすることなんて望んでいません。
にっきー
会社がこの書類を書かせるのは、会社が労基などに残業のさせすぎを指摘されたときの逃げ道を作るためです。申請書を出している=自ら残業したいと申し出ているぞ、と言うための証拠ですね。
・・・思い出しただけでも、嫌な気持ちになってしまいました(笑)
こんな風に働いている側が後々不利になることをしてくる“強制残業”について、どんな対策ができるでしょうか。
強制残業の記録を残すには?
強制残業に対する一番簡単な対策は、上司からの指示や社長からの指示を、文面などで残しておくことです。
にっきーの場合は社内のLINEで上司から「土曜日何時にくる?」とか、「残業申請書を書け」という指示が来ていました。当時はなんとも思っていませんでしたが、今思えばこれが「残業の指示」であったことがよく分かります。
会社からの指示で残業していたという記録は、残しておくようにしましょう。もし医療機関にかかったり、仕事を辞めるときに円滑に行かなかった際は、材料になるかもしれません。
にっきー
一番の対策は“波風立てずにフェードアウト”
辛い残業や勤務体系に耐えていると、ついつい「記録を残しておいて労基を味方にして残業代とってやる!」なんて気持ちになりがちです。この気持ちを知っているからこそ、「弁護士をつけることで今までもらえていなかった残業代が手に入る」なんて甘い言葉を使う、弁護士の広告もあります。
弁護士が広告をだしているということは、それほど儲かっているということですからね。
しかし、にっきーは正直このような“波風立てる”ことはオススメしません。
企業が徹底的に応戦体制に入ってしまうと、当然ながら勝てない可能性も出てきます。また、そんなネガティブなことに対して労力を割くことは、無駄が多いです。
にっきー
会社と戦ってお金を取ってやる!と考えるのは、それと似ています。
会社と戦うことで、もしかしたら数十万円が手に入るかもしれませんが、その数十万円のためにかかる労力を考えると・・・
- 弁護士を雇う
- 残業の記録を整理する
- 会社を相手にして戦う
- (それによって1日中、労力を割かれる)
これらのことは大変ではないでしょうか。
戦いたいと思うほど嫌いな会社なら、さっさと辞めてしまった方が楽です。嫌いなことを考え続けることで気持ちが沈むのも、時間と精神面がとてももったいないです。そして、仕事を辞められたなら、せっかく仕事を辞めたのに、嫌いな会社のことを考え続けて1日が終わっていたら・・・全然幸せではないですよね。
にっきー
同じ時間をかけるなら・・・会社から未納の残業代を取るためにかける時間で、資産になるブログを構築することもできます。月10万円を安定して稼ぐこともできます。
無駄な残業に辛い思いをしているなら、そんな風に“無駄な労力”や“嫌いな人間関係”に自分の時間を割くよりも、人生をより心地よく過ごす方法を探してみてはいかがでしょうか。
にっきー