インスタ商用利用はどこから規約違反？ビジネスアカウントとの違いは？

最近、インスタグラムを始める会社やお店が増えてきましたよね。
気になるお店のインスタグラムをフォローしたり、インスタグラムから商品の詳細を見ている人もいるのではないのでしょうか。

インスタグラムの商用利用はどこからが規約違反？

インスタグラムでは個人アカウントとビジネスアカウントがあります。

ビジネスアカウントは企業が顧客を集客するために開設します。ビジネスアカウントでは不特定多数の人が見ることができるため、規約違反にならないように一層の注意が必要です。

インスタグラムの商用利用で気を付けなければならない規約

インスタグラムを商用利用するために特に気をつけなければならない規約があります。

規約については、このように書かれています。

有意義で誠実なやり取りを大切にしてください。

「いいね！」、フォロー、シェアを人為的に集めたり、同じコメントやコンテンツを繰り返し投稿したり、利用者の同意を得ずに商業目的で繰り返し連絡したりしないでください。スパムのない環境を維持しましょう。「いいね！」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、金銭や金券などのプレゼントを申し出たりしないでください。誤解を招く偽のユーザーレビューや評価の提供、勧誘、取引に関与したり、これらの行為を促進、奨励、助長、承認したりするようなコンテンツを投稿しないでください。

引用：インスタグラムコミュニティガイドライン

どういったことが規約違反に当たるのか詳しく説明します。

インスタグラムのプレゼント企画に注意

いいね！やフォローの見返りに金券や金銭などのプレゼントを申し出ることは禁止されています。
最近、インスタグラムのプレゼント企画などで「いいね！」、フォローをしたら抽選で商品が当たるといったような投稿をよく見ます。わくわくするような企画で惹かれますよね。
実は、そのプレゼントに現金やギフト券などは禁止されています。
キャンペーン企画をするのであれば、キャンペーン企画をしているお店や会社の関連商品をプレゼントにするのがいいでしょう。

インスタグラムのロゴ規定

インスタグラムのロゴを使うことに問題はありません。
しかし、インスタグラムのロゴを変形させたり回転させたりして使ってはいけません。公式サイトで提供されている公式のロゴをダウンロードして使用することをお勧めします。

インスタグラム公式ロゴダウンロード

スパム行為の禁止

スパム行為とはいわゆる嫌がらせ行為です。基本的なことですが、同意を得ていないにもかかわらず商用目的で顧客に対して必要以上に連絡を送ることは禁止されています。

インスタグラムの禁止事項

下記のように、インスタグラムでの禁止行為は細かく定められています。規約がすごく長かったので簡単にまとめてみました。

インスタグラムでは個人アカウントとビジネスアカウントで規約が分かれているわけではありません。インスタグラム全体として規約が定められています。
したがって、個人アカウントでもビジネスアカウントでも守らなければならない規約は変わりません。

インスタグラムで商用・商業利用する方法

インスタグラムのビジネスアカウントは誰でも作ることが可能です。ここでは、インスタグラムを商用・商業利用するためのビジネスアカウントの開設方法を紹介します。

新規でビジネスアカウントを開設する方法

これでビジネスアカウントは完成です。

ビジネスアカウントは非公開に設定することはできません。

個人アカウントからビジネスアカウントに切り替えることは簡単ですので、インスタグラムのページを作成させて後ほど手直しをする予定がある場合には個人アカウントとして作成することをお勧めします。

既存の個人アカウントをビジネスアカウントに変える方法

これで、個人アカウントからビジネスアカウントの変更は完了です。
画面通りに進んでいくとインスタアカウントがあっという間に完成しますのでスマホが苦手な人でも簡単にできますよ。

ビジネスアカウントから個人アカウントにする方法

ビジネスアカウントを作った後、手直しをする場合や一時的に非公開にしたい場合は非公開が設定できる個人アカウントに切り替えましょう。

これだけでは非公開設定にはなっていないので設定＞プライバシー設定＞非公開アカウントにチェックを入れてください。

個人アカウントとビジネスアカウントの違いは？

インスタグラムを始める予定のないお店やわざわざビジネスアカウントを作らなくてもいいかなと思っているお店もあると思います。

実は、個人アカウントとビジネスアカウントではできることが違うんです。

• 電話番号、メールアドレス、住所などの営業情報をプロフィールに追加可能
• 広告機能の利用が可能
• インサイトの利用が可能

ビジネスアカウントなら営業情報をプロフィールに追加可能

個人アカウントには電話番号やメールアドレス、住所などが公開されることはありません。

ビジネスアカウントでは、企業やお店に手軽に連絡ができるように営業情報を公開することができます。

したがって、顧客がトップ画面から直接お店や会社に連絡することが可能になります。わざわざ顧客がネットで情報を探して調べずに済むのでいいですよね。

広告機能の利用が可能

ビジネスアカウントにすると広告機能が使用可能になります。

過去に投稿したコンテンツを使って宣伝ページを作ることが可能です。
「購入はこちら」「詳しくはこちら」など商品ページに顧客を呼びこむ言葉を入れ、広告を作ります。ストーリーズやリールなどに広告を流すことによって、ページにアクセスする顧客を増やすという仕組みです。

インサイトの利用が可能

インサイトとはインスタグラムが提供している無料の分析機能です。

インサイトについてインスタグラム規約にはこのように書かれています。

Instagramインサイトでは、フォロワーの全体的な傾向とオーディエンスに対するコンテンツのパフォーマンスを確認できます。また、作成した各投稿やストーリーズ、動画、リール動画、ライブ動画のインサイトを取得して、それぞれのパフォーマンスや利用者のアクションなどを確認できます。インサイトは無料で、ビジネスアカウントとクリエイターアカウントでのみお使いいただけます。

引用：インスタグラム規約

どの投稿が注目されているのか、どれだけ投稿が保存されたのかなど数字で見ることができます。フォロワーの年齢、性別、位置情報などもわかります。どんな人にアカウントが見られているかがわかると集客力を上げる手掛かりにもなりますよね。

まとめ

今回は、インスタグラムの商用利用の規約違反やビジネスアカウントと個人アカウントの違いについて書いていきました。

インスタグラムのビジネスアカウントは簡単に作ることが可能ですので是非試してみてください。

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