にっきー
雨の中の通勤はビーチサンダルとハーフパンツを許可してほしいものです。濡れるのを防ぐより、濡れていい装備にする派です。
2019年6月24日の朝に報じられたニュースで、追手門学院が人格否定ともいえるパワハラ発言をしていたことが分かりました。
大阪府内で大学などを運営する学校法人追手門学院が2016年に開いた職員研修で、外部の講師が「腐ったミカンは置いておけない」などの厳しい言葉を各受講者にかけていたことがわかった。学院側は、研修中やその後、受講者に退職を勧めており、翌年度にかけて少なくとも数人が退職したり休職したりした。
同じような人格否定をされる経験をしたにっきーにとって、見逃せないニュースだったので、詳細を調べてみました。
追手門学院(おうてもんがくいん)って?
追手門学院は、大阪府茨木市西安威2丁目1番15号に本部を置く私立大学です。1966年に設置され、2018年に創立130周年を迎えています。
ちなみに、略称では追大(おいだい)と呼ばれて親しまれており、「おうてもんだいがく」を「おってもんだいがく」と呼ばれることもあるそうです(どうでもいい知識)。
にっきー
ニュースの詳細は?
ニュースの詳細を確認してみましょう。
複数の受講者の証言などによると、学院は16年8月22~26日、追手門学院大学(大阪府茨木市)などの事務職員18人を大阪市内のビルに集め、「自律的キャリア形成研修」を開催。講師は東京都内のコンサルタント会社が担い、学院幹部らが入れ替わり立ち会った。
発言は追手門学院の問題、というように報じられていますが、これを見る限り「講師は東京都内のコンサルタント会社」とありますね。
にっきー
それがわかる一節がこちらです。
研修の中で学院側は、内容を講師と事前に精査し、「全権委任している」と説明。講師は「自己改革」などをテーマに1人ずつ、受講者全員の前で発表させ、その場で講評した。
受講者の一人に対して
「腐ったミカンを置いておくわけにはいかない。まだ少しは可能性があって頑張ろうとしているミカンも腐ってしまう」
と発言したということですが、ほかの受講者にも
「あなたが一番、参加する意欲、姿勢が曇っている。よどんでいる」「負のオーラばっかりだ」「あなたは要らない」
と声をかけていたそうなので、こういう圧迫をするのがセミナーの目的や手段でもあったのでしょう。
この圧迫パワハラを受けた受講者は「選ばれし者」だったそうです。選定理由については「28歳以上59歳未満」「前年度評価で降格」などの5条件のどれかか複数該当しているかどうかとのこと。
・・・5条件も明かして欲しいですね。
この「選ばれし者」たちは、セミナー後に以下の選択肢から、今後のキャリアを選ぶように言われたそうです。
- 退職
- 年俸制など
- 関連会社への出向転籍
- 関連会社への転籍後に退職
- 再生・現状維持
・・・つらっ!
にっきー
ちなみに2019年6月24日の朝の段階では、コンサルタント会社がどこなのかは明かされていませんでした。今後続報があれば言及したいと思います。
ちなみに新聞記事はこちら。
圧迫や人格否定・パワハラ経験者の声
今回の件があったので、追手門学院の生徒さんも圧迫や人格否定をされているのでは?と気になり、Twitterで追手門学院卒業生や在学生を探してみました。
すると・・・実際に辛い思いをした追手門学院の卒業生の声を見つけました。まさにパワハラ・人格否定・圧迫の経験者でした。
2つ目のツイートは、2010年のものですが、ズバリ今回のことに関連する内容を発言していました。
ニュースで取り上げられるくらい教師が悪質だったため、圧迫感が酷かった。
13:36 – 2010年8月27日
今回報道されたのは2016年の出来事ですが、2010年からすでに教師の圧迫があったとすると、その教師自身が長く職場で圧迫やパワハラを受けていたことも予想できますね。
にっきー