にっきー
副業を始めるのに手っ取り早いのが、CrowdworksやLancersなどのクラウドソーシングサービスを使う事ですよね。
にっきーも副業を始めるときは、Crowdworksの登録からスタートしました。
今ではブログの記事を書いてもらったり、作業のお手伝いをしてもらったりで時々依頼主になることもあります。
そんな感じで、依頼主もランサーも両方経験しているからこそ気になるのが「返信依頼」という青い表示です。
新着メッセージに気づきやすいという利点もあるのですが、ご存知の方も多いように、この「返信依頼」へ24時間以内に対応したかどうかで「返信率」というのが変わってきます。
この返信率がちょっと厄介で・・・「高品質な仕事をしてくれる」という証でもある「認定ランサー」になるためには、返信率80%を維持する必要があります。
- 応答が速い
メッセージ返信率 (24時間以内) が80%以上でなければ、認定ランサー認可が得られません。クライアントからのメッセージに早く応答できるかどうかが基準の1つです。 - 高い対応力と責任感
仕事を受注してから納品を完了させる割合が、90%以上でないと認定ランサー認可が得られません。トラブルなく仕事を納品まで完了させるスキルが認定ランサーの条件です。 - 報酬額が高い
過去1年間の報酬額が上位20%以内でないと認定ランサー認可が得られません。ランサーズで高額案件や多数依頼をこなした実績のある人が認定ランサーです。 - 評価が高い
評価が4.8以上でないと認定ランサー認可が得られません。高い評価を獲得している実績豊富な人が認定ランサーです - 認証済で安心
対象者は全員、本人確認や電話番号確認、機密保持確認を実施済み。身分のはっきりしたフリーランスに安心して発注することが可能です。
こんな風に、地味に仕事に影響をする「認定ランサー」制度と「返信率」なのですが、Lancersでメッセージのやり取りを行う際に残念ながらこの「返信不要機能」をきちんと使ってくれないランサーさんが案外多いのです。
そこで今回は、Lancersの返信不要機能について詳しく解説して、どうして返信不要機能が重要なのかを理解してもらっちゃいます。
Lancersではメッセージのやり取りでプロジェクトを進めるケースがある
Lancersは、仕事を受託する「ランサー」と仕事を発注する「クライアント」の架け橋になるサービスです。
発注されたプロジェクトをランサーが受託し、その後メッセージ機能を使ったりして、プロジェクトの完遂を目指します。
24時間以内に返信をしないとアカウントに不利になる
しかし、このメッセージは「24時間以内に返信しないと受信したアカウントに不利になる仕組み」になっているのです。
メッセージのやり取りがスムーズではないアカウントは、積極的に活動していないアカウントだと認識されてしまい、「返信率が低い」と評価を下げられるのです。
Lancersで「返信不要機能」が使われない理由
そこで、Lancersのメッセージには「返信不要機能」が付いています。
返信不要機能は、メッセージの送信の際にチェックボックスをチェックするだけなのですが、この機能をうまく使ってくれない方が非常に多い!
どうして、返信不要機能を使ってくれないのかまとめてみました。
①そもそも返信不要機能を知らない
そもそも返信不要機能を知らずにLancersを使用している人は多いのかもしれません。
前述した通り、24時間以内のメッセージ返信がとても重要になっているので、この認識は危険ですね。
②一言のやり取りでも返信が欲しいと思っている
登録ユーザーの中には「一言のメッセージでも返信が欲しい」と考えているユーザーもいるでしょう。
「きちんと誠意をもって対応してくれるなら、短文でも返事をしてくれるはずだ!」と、ランサーを試しているケースもあります。
かなり、慎重な考え方のユーザーですね。
③うっかりミス
最後の1つは「うっかりミス」です。
返信不要機能を知っていながらも、チェックをすることを忘れてしまっているケースですね。
この場合は、24時間以内の返信率が「どれだけランサーに影響を与えるのか?」という意識を変えてもらうだけで、改善できそうです。
返信率に関しては、次項で解説します。
認定ランサーに重要な「返信率」を理解して返信不要機能を意識しよう
Lancersに登録しているランサーの中でも選ばれた存在が「認定ランサー」です。
その一つの項目に「メッセージの24時間以内返信率80%以上」という項目があります。
返信率の計算方法・計算式は?
つまり、メッセージを確認して返信するのが遅いランサーは、「評価を下げられてしまう」のです。
では、この「返信率」とはどのような計算式で算出されているのでしょうか?調べてみました。
返信率 = 「24時間以内に返信したメッセージ数」 ÷ 「一定期間に返信したメッセージ数」 ×100
この数式で計算されます。
そして、この数値が80%を割ると、認定ランサーにはなることが出来ず、受注できる案件数も減ってしまう可能性が高くなります!
つまり、返信が不要な場合や会話の終わりには、返信不要チェックを入れるとメッセージ相手の返信率計算に含まないようになります。
参考 返信率の定義を教えてくださいLancers公式サイト
返信率を下げないための裏技?!
- 累計メッセージが5件未満だと返信率の計算は行われない
- 計算対象は「過去1年間」
- 【返信した件数】が母数になりますので、クライアント様からの返信にお答えしないケースはカウントされません。
返信率にカウントされない例
上のURLを見ていただくと解りますが、24時間以内返信率は
◇相手に返信したメッセージのみ
が計算対象になります。そのため、「返信依頼」の表示があっても、返信さえしなければ返信率には影響しません。
連絡終わりの挨拶など重要性が低いものは、返信せずに放っておいても問題ありません。
ユーザーの中には、「返信不要」のチェックを付け忘れる人も多くいますので
※下記に掲載した例では、【1/2 9:00】に返答したメールは、母数にカウント
されません。【1/1 9:00】に返答したメールのみ母数にカウントされます。*例
1/1 0:00 にクライアント様から問い合わせ
1/1 9:00 にクライアント様に一次返答
1/2 9:00 にクライアント様に返答
クライアントさんの中には、「返信率」に関する認識があまり浸透していないため、返信不要機能を意識して使って下さらない方も多いです。
きちんと意識を変えて頂くことで、双方の評価を下げないことに繋がるため、出来るだけ返信不要機能を使ってもらいたいですね!
不用意な一言返事は返信率ダウンに繋がるかも
クライアント「◯◯日までに納品してください」
↓
こっち「了解いたしました」
ここで止まって入れば返信率が下がることはないのですが、もしその後に…
↓
クラ「それではよろしくお願いします」
というひと言コメントがあった場合、これを放置して2日後に
↓
こっち「△△について不明の点があったので質問したいのですが…」とか
「できましたので納品します」
などと書き込んだ途端24時間オーバーなのでカウントされ返信率が下がります。
気の利くランサーは「返信不要」を使い分ける!
企業相手だと「返信不要」が気の利くランサー!
ただクライアントの中には、業務多忙などの理由で24時間以内の返信が難しい人もいます。
個人や担当者レベルの相手ではなく、企業代表の方が直接やりとりする場合などです。
そうした相手にメッセージする場合は、
◇内容の重要度を問わず全メッセージを返信不要
に設定しています。
相手の返信率を下げないための配慮ですが、取引を重ねて事情をよく知る相手に限るのは言うまでもありません。
新規のクライアントとのメッセージでは、基本的に
◇連絡終わりの締め文以外は全て返信依頼を付ける
設定です。
返信不要にしていることを示唆しておく
これを避けるには、クラ「それではよろしくお願いします」の後24時間以内にこちらから何か言葉を送るか、クライアントに「最後のメッセージには返信不要ボタンを押しておいてください」とお願いするしかありません。
まとめ
今回はLancersのメッセージで使える「返信不要機能」について詳しく見てきました。
どうすれば、返信不要機能を使ってもらえるのか?と考えた結果、まとめとしては以下の通りです。
- 返信率がランサーにとって重要な数値だと理解してもらう
- 返信不要機能を使うと、無駄なメッセージを減らせることを理解してもらう
ちょっとした意識の向け方で、返信不要機能はもっともっと活用されるはず!
あなたもLancersを利用する機会があれば、どんどん返信不要機能を使っちゃいましょう!
返信不要」ボタンはデフォルトでチェックが入っているようにするか
「24時間以内に返信お願いします」ボタンにした方が良いように感じました。
….それだと何か問題が出るのか??考えると難しいですね。