にっきー
アドさん
にっきー
今頃会社で注意されているかもしれませんね!
ここまでひどい「困ったさん」はあまりいないかもしれませんが、身だしなみは社会人として最低限のマナーですよね。
そこで今回は職場・会社での身だしなみについてお話します。
- 身だしなみ3つのポイントは清潔感・動きやすさ・TPO
- おしゃれは自分のため、身だしなみは相手のため
- 相手にどう見えるか配慮して、その場にふさわしい身だしなみを
- 相手にどう見られたいかを考えて、身だしなみを武器にしよう
身だしなみのマナー・3つのポイント
にっきー
でも、多くの職場では「常識的な身だしなみ」としか言われなかったり、規定がある会社でも細かい部分は「人に不快感を与えないように」って定められていたり、あいまいな部分もありますよね。
アドさん
今回は職場・会社での身だしなみについてご紹介します。
身だしなみのマナーには押さえておきたい3つのポイントがあります。
まずはその3つのポイントについて説明していきますね。
- 清潔感は基本中の基本
- 動きやすさもマナーのうち
- TPOをわきまえてその場にふさわしく
清潔感は基本中の基本
「身だしなみのマナー・3つのポイント」のうちの1つ目は清潔感です。
清潔感と言われても抽象的ですよね。
職種による例外や、会社の規定があればもちろんそちらが優先ですが、ある程度一般的な基準を知っておきたいですよね。
ここでは体に関する部分と、身に着けるものに関する部分の2つに絞って具体的に一般的な基準をご紹介します!
- 顔・髪型・爪など体に関する部分
- 服装・小物・匂いなど身に着けるものに関する部分
「清潔感」顔・髪型・爪のチェックポイント
にっきー
顔に関する清潔感
食べかす・目やには「汚れ」なのでもちろんNGです。
鼻毛や眉毛も整えてください。
ヒゲの剃り残しも無いように。ヒゲOKの職場でも手入れされていないとNGです。
歯の汚れや黄ばみも意外と見られています。メイクは職種にもよりますが、一般的にはナチュラルメイクが好まれます。
アドさん
髪の毛に関する清潔感
前髪は目にかからないようにするのが一般的な基準とされています。
顔周りにボサボサの髪がかかっていると暗そう、髪で隠れて目が見えないと信用しにくい、と受け取られがちです。
フケやベタベタした脂っぽい髪の毛はもちろんNGです。
髪色は明るすぎないように。(周りの同僚を基準にすると良いでしょう)
にっきー
爪に関する清潔感
爪が黒く汚れているのは問題外です。
男性や、特に清潔感に注意が必要な職種の場合は爪の白い部分が少し見える程度に切りそろえるのが一般的な基準と言われています。
マニュキュアOKの職場でもマニュキュアが剝げているとだらしなく見えるので気を付けてくださいね。
顔・髪の毛・爪の清潔感
- 眉毛や鼻毛、ヒゲなどの毛の手入れはしっかりと
- 髪の色やメイクは自己主張が強くなりすぎないように
- 爪もしっかりお手入れしよう
「清潔感」服装・小物・匂いのチェックポイント
にっきー
アドさん
服装に関する清潔感
汚れ・ほつれに注意が必要です。特に襟や袖口に気を付けてくださいね。
服のサイズが合っていないとだらしなく見えます。季節感にも気を付けましょう。
服装の色で迷う時には基本の5色が無難と言われています。基本の5色は、黒・白・グレー・ネイビー・ベージュです。
服のしわにも注意が必要です。今はしわとりスプレーや、ハンガーにかけたまま使用できるアイロンなど、便利な道具があるので活用しましょう。
靴の色は明るすぎて浮いてしまわないように、もちろん汚れや傷みにも気を付けてくださいね。
「汚れた靴でうちの会社に入らないで欲しい」と感じる人は意外といます。
にっきー
小物に関する清潔感
小物もメンテナンスされていないと清潔感が無いように見られてしまいます。
バッグが汚れていると、だらしない印象を与えます。
手はよく見られる部分なので腕時計も汚れていると目に付きます。
小物の中でも名刺入れがヨレヨレだと「お客さんを大事にしない人かな?」と思われてしまうかも。
スケジュール帳が明らかにもう必要ないメモでパンパンに膨れ上がってヨレヨレでは「この人約束忘れるかも?」と思われてしまいます。
だらしない印象は清潔感だけではなく仕事上の信用にも影響してしまうかも!
次は匂いだね。自分では気づきにくい部分だからこそ、注意が必要だよね。
アドさん
匂いに関する清潔感
汗・食べ物・タバコなどの匂いは当然気を付けるべきですが、きつすぎる香水や柔軟剤の匂いも要注意です。消臭スプレーや、汗を拭くシートなどを活用しましょう。
口臭対策には歯磨きと併用してマウスウオッシュやマウスミストを使用すると良いでしょう。
にっきー
靴はついつい手入れを怠りがちですよね。その分、靴をまめに手入れする人は仕事もまめにするというイメージにつながるようです。
にっきー
そのマスク何日目?と聞かれそうな黄ばんだマスクはもちろんNGです。
メイク汚れも意外と目に付くので気を付けてくださいね!
服装・小物・匂いの清潔感
- 服装はサイズ・季節感・しわにも注意
- 特に靴のメンテナンスはこまめに
- 小物のお手入れにも気を配る
- 匂い対策品を常備しよう
動きやすさもマナーのうち
清潔感に続いて「身だしなみのマナー・3つのポイント」の2つ目は動きやすさです。
自分が動きにくいこと、自分が動くことで音が出るなど周りに迷惑をかけることがあれば、身だしなみのマナー違反になります。
具体的な例をあげると以下のようなことです。
- 胸の開いた服を着ているから前にかがむたびに胸元を押さえないといけない
- 大きなネックレスを付けていて、お客様にお茶を出そうとしてかがんだ途端にネックレスが湯飲み茶碗にカチーン
- インナーが透けているから周りの人が落ち着かない
- 靴のかかとを踏んで履いているから歩くたびにパタンパタンと音が響く
- 動くたびに大きなブレスレットが机にジャラジャラ音をたててぶつかる
このような身だしなみでは自分が動きにくいだけではなく、周りにもかなり迷惑ですよね。
大きなアクセサリーは職種によってはお客様にケガをさせる可能性もあります。
キーボードを叩く音が大きいとか、ボールペンをカチカチする癖があるとか、他人のたてる音は気になるのに、自分のたてている音には意外と気付かないものです。
時々意識して確認したいですね!
TPOをわきまえてその場にふさわしく
清潔感、機能性に続いて「身だしなみのマナー3つのポイント」の3つ目、TPOについてご紹介しますね。
TPOはTime(時)、Place(場所)、Occation(場合)の頭文字です。
簡単に言うと「その場にふさわしい身だしなみ」ということです。
にっきー
アドさん
にっきー
アドさん
他にも、例えばフケのある歯医者さんとか、爪の汚いコックさんとか…
もうやめましょうか。
身だしなみでのTPOとは自分がお客さんや利用者さん、患者さんなどのユーザーさんにどう見えるか、を意識することが大事だということです。
例え自分が新人だとしても、ユーザーさんにとっては「プロ」です。
ユーザーさんに安心感や信頼感を与える身だしなみをするのも仕事のうちですよね!
にっきー
比較的自由な服装が許されている職場でも、あまりにもまわりから浮いているのは悪目立ちします。
仕事で他の会社に出入りする場合は、自分の職場ではOKな服装でも仕事先で迷惑に感じられる服装はNGです。
にっきー
- おしゃれは自分のため、身だしなみは相手のため
- その場にふさわしい、相手に安心感や信頼感を与えられる身だしなみを
- 周りとの調和にも気をつける
にっきー
ハロー効果とは、1か所特徴的なことがあると、それに他の部分の評価まで歪められてしまうことです。
例えば、他の身だしなみは全て完璧で、内容が充実したトークを展開したのに、鼻毛が1本出ていただけで、相手の印象に鼻毛しか残らなかった、というようなことです。
身だしなみってたくさん考えないといけないんだね。なんか不安になってきたよ。
アドさん
にっきー
でも、できればもう一歩進んで身だしなみを武器にしたいところですね!
身だしなみを武器にしよう!
アドさん
にっきー
第1印象は6秒で決まると言われています。パッと見て「あ、だらしない人だな」と思われた時と、「お、すごく清潔感のあるしっかりした感じの人だな」と思われた時では、その後に同じ内容の話をしても、相手の受ける印象が変わってしまいます。
つまり、身だしなみが完璧なら第1印象が良くなり「デキる人」に見てもらえる可能性が高くなるということです。
だから身だしなみを整えておけば、自信を持ってコミュニケーションや仕事を始めやすくなります。
しっかり「プロ」らしい身だしなみであれば、ユーザーさんに信頼してもらいやすく、仕事が進めやすくなります。
身だしなみを「相手にどう見えるか」から「相手にどう見られたいか」に進化させて自分を演出するのです。
にっきー
多少難しい仕事がある日でも制服を着こなして、自分は「プロ」であることを自覚し、人にも「プロ」として認識してもらえるように見だしなみを整えると、気合が入って自信を持って仕事ができるそうです。
アドさん
にっきー
それなら確かに身だしなみが武器になってるね。
アドさん
まとめ
身だしなみは細かいところにまで気を配らなくてはいけなくて、ちょっと面倒と感じるかもしれません。
でも、身だしなみを整えておけば堂々と自信を持って仕事ができる、武器にもなります。
相手にどう見られたいか考えて準備しておけば、その後のコミュニケーションも仕事も進めやすくなります!
- 身だしなみ3つのポイントは清潔感・動きやすさ・TPO
- おしゃれは自分のため、身だしなみは相手のため
- プロ意識を持って相手にどう見えるか配慮しよう
- 相手にどう見られたいかを考えて、身だしなみを武器にしよう
アドさん
にっきー