会社支給のスマホは監視されている？位置情報や電源は休日も切れない？

仕事で使うスマホを会社から支給されている方も多いのではないでしょうか？

この記事では、会社支給のスマホで会社が把握できる情報と会社側が社員の位置情報を取得するメリット、休日に位置情報を会社に伝わらないようにする方法を解説します。

会社支給スマホで会社が把握できる情報は？

発信履歴や通話履歴、データ通信量

会社支給のスマホは、誰に電話をかけたか、誰といつ何分間電話していたかなど、発信履歴や通話履歴を調べることができます。

また、Wi-Fiに接続せずに4Gや5Gでデータを通信したデータ通信量も会社側は把握できます。

アプリのダウンロード履歴

会社が社員に支給しているスマホを一元管理するサービスがあるので、会社がそのサービスを利用していると、アプリのダウンロード情報を取得することができます。

位置情報の取得（GPS情報の取得）

先ほど説明した、大手携帯会社が提供している法人向けの管理サービスの中には位置情報を取得する機能がついているプランもあります。

例えば、Softbankの「位置ナビ一斉検索」や「法人ケータイ紛失捜索サービス」は、スマホのGPS情報を取得して、会社が社員の現在位置を確認できるようになっています。

会社がこのような法人プランを契約していれば、GPSを切らない限り会社に位置情報が伝達されてしまいます。

「iPhoneを探す」など、位置情報を取得するアプリが入っていないか、GPSがオンになっていないか確認するのも方法の一つですが、アプリが入っていたり、GPSがオンになっていても会社が位置情報を取得しているかはわかりません。

社内Wi-Fi使用時のサイト閲覧履歴

社内のWi-Fiはウィルス対策の目的で、閲覧したサイトの履歴が残るように設定されている場合があります。

写真や文書など

写真や文書の保存先が会社が管理するクラウドストレージに設定されていると、写真や文書も会社が把握することができます。

会社側が社員の位置情報を取得するメリット

法人用の携帯プランにも社員の位置情報を把握できるサービスがありますが、最近では位置情報機能と連携しているクラウド勤怠管理ツールもあるので、導入している会社もあるかと思います。

正確な勤怠管理ができる

営業職など、社外に出ていることが多い社員の労働時間を正確に把握することができます。

災害などの緊急時に社員の居場所を確認できる

電話が繋がりにくい災害時などでも、位置情報機能で社員の現在位置を確認できます。

業務を効率化することができる

例えば、配送業務をしている途中でトラブルが発生し届け先に行けなくなってしまった際に、近くにいる別の社員に代わりに行ってもらうなど、位置情報が確認できると効率的に人員配置をすることができる場合もあります。

会社支給のスマホは休日も電源が切れない？

休日は位置情報機能をオフにしておくと安心

位置情報機能をオフにしていれば、会社に位置情報は伝わりません。

休日でもお客さんから電話がかかってくるかもしれないなどの理由で、電源を入れておかなければならない場合でも、位置情報機能をオフにしてもいいか、会社に確認するといいでしょう。

まとめ

今回は、会社支給のスマホで会社が把握できる情報と会社側が社員の位置情報を取得するメリット、休日に位置情報を会社に伝わらないようにする方法を紹介しました。

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