にっきー
にっきーはここ数年出てきたカタカナ語が嫌いです。なんか「この言葉がわかる人だけで内緒話している」みたいな感覚すらあります。
アドさん
にっきー
今日はカタカナ語が嫌いという人のために、なぜカタカナ語大好き人間たちはカタカナ語を使うのかをお話ししていきます。
にっきー
カタカナ語にイライラ・・・
にっきーの主観でいうと、日本語で言えば一瞬で伝わりそうなことを、わざわざ分かりにくくしている言葉がカタカナ語です。仕事でカタカナ語を使われると、正直イライラします。「こっちに分からないように内緒話しやがって!」って気持ちになります。
アドさん
にっきー
みなさんも聞いたことがあるでしょう。
「イニシアチブが〜」
「エビデンスを〜」
「ベネフィットが〜」
それ、
「この件について今、主導権があるのは〜」
「この件の証拠・根拠・証言は〜」
「顧客への価値提供が〜」
じゃダメなの?!と思うわけです。
はっきり言って、こっちのほうが伝わりますよね。
にっきー
アドさん
にっきー
ベネフィットって何?
最近、会社で打ち合わせをしていて「にっきーさんの提案は顧客へのベネフィットが〜」と言われてイラッとしました。カタカナ語を使われたとかそういうことではなく、頭の中に意味がスッと入ってこないので、一旦思考が遮られてしまうからです。
にっきー
にっきー
一応復習…「ベネフィット」の意味
オトナのみなさまは、「ベネフィット」の意味はご存知かと思いますが、一応ご説明しておきますね。
アドさん
にっきー
ベネフィットとは、直訳すると「利益」「ためになること」という意味です。ただ、ビジネスにおいては意味合いが微妙に変わっています。
ビジネスにおいての「ベネフィット」は、「商品を手にすることで得られる本来の利益」です。
商品を購入してもらいたい場合、ベネフィットが重要で、メリットだけを語っても力不足ということらしいです。
アドさん
にっきー
ベネフィットとメリットの違いは?
メリットとは「利点」という意味ですね。では、「ベネフィット」と何が違うのでしょう。ダイエット商品で例え話をしながら、違いを見ていきましょう!
ダイエット商品で言えば、
- 「濃度が通常の10倍!○○産の最高級○○エキスが入ったダイエットサプリ!」
- 「1日1セット1分だけでOK!片手間で出来る簡単ダイエットマシン!」
「濃度が10倍」「最高級エキス」「1日1セット1分だけ」「片手間で出来る」・・・こういった売り文句は、その商品の「利点」、つまり「メリット」です。この言葉はよく目にするかもしれませんか、もともと購入意欲の高い属性にしか響きません。
あなたがもし、よりたくさんの商品を売りたい営業マンだとしたら、購入意欲が高い人だけを狙っているより、購入意欲がそんなに高くない人にも響かせたいところですよね。
アドさん
ではこの売り文句を、ベネフィットを踏まえたものにしてみましょう。
ベネフィットは本質的な価値なので、ダイエット商品で言えば、具体的には下記のような例がベネフィットですね。
- 「モデル並のスタイルになって、理想の彼の目を惹きたい」
- 「お腹回りを馬鹿にしていた友人を見返してやりたい」
- 「夏までに痩せて、ビキニを着てビーチを颯爽と歩いて注目されたい」
- 「いくつになっても『相変わらず若くて綺麗ね』と周りから言われ続けたい」
- 「体脂肪を減らして、成人病を気にしなくてもいい健康的な生活を手に入れたい」
本質的な価値、なんとなくつかめましたか?〇〇kgやせる!ではなくて、その後にどんな生活があるのかをイメージさせてくれますよね。
アドさん
にっきー
これが例えばにっきーのブログだとすると、メリットは
- ブログで稼ぐやり方がわかる
- ブログでつまずいている人が解決方法を見つけられる
- ブラック企業で苦しんでいる人が、抜け出すヒントをもらえる
などが挙げられます。
一方でベネフィットは
- あなたが本当に望んでいる暮らしを実現できる
- 諦めていた趣味に取り組んで、人生を充実させられる
- ブラック企業から抜け出して、大切な人と大切な時間を過ごせる
- 子どもの望む道へ進学させてあげられる余裕ができる
- これまで関わることがなかった食事・宿・レジャーを経験できる
ということなのでしょう。
・・・ムズッ!!ゲロゲロ〜。
って思った人もいるかもしれませんね。
にっきー
意味が難しいのは、もともとビジネス用語なので仕方がないですが、
そもそも言葉の意味がわからない
→ 調べてみてもやっぱりよく分からない
となってしまうのが、カタカナ語を嫌いになってしまう要因なのでは?と思います。
「価値提供」じゃダメなの?
にっきーはカタカナ語を聞くたび「日本語でおk」と感じています。(2ちゃんねる用語出てくるくらい、「あー…残念だな」となってしまうわけです。)
おそらくこれから、どんどんカタカナ語を使うベテランオジサンも増えていくので、カタカナ語は共通言語として確立されていくことでしょう。「なんとなく日本語で近い意味はあるけれど、表現したいニュアンスを一言で言える言葉ではない」というのが、カタカナ語が浸透していく理由です。
なので、避けては通れない道になっていくことでしょう。
にっきー
これからカタカナ語が浸透していくのは仕方がなさそうなので、せめて日本語で補助をする言い方をしたいと思います。
でもまぁ・・・
嫌いなもんは嫌いですけどね。
(無理に好きになる必要はないと思います。)
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