にっきー
プロフィールを見てくださった人はご存知かと思いますが、にっきーはブラック企業に勤めていました。
毎日深夜まで休みなく働いていたので、たまに半日休めることがあっても、寝ているか家事をするかで終わっていました。深夜2時に会社を出て、家に着いた深夜2時半ごろからお風呂と洗濯なんてのもよくある話でした。
アドさん
にっきー
そんなクタクタな日々を3年間送っていたにっきーは、仕事を辞めたときにようやく、自由な時間がたくさんできました。
アドさん
にっきー
アドさん
にっきーはせっかく自由な時間ができても「何もやりたいことがない」状態でした。
果たしてにっきーは趣味なんて何もない人だったのでしょうか?
今現在、にっきーと同じ気持ちになっている「やりたいことがない」人に向けて、この記事を書きました。
やりたいことがないってホント?
ブラック企業からようやく抜け出せたにっきーはまず、有給消化が始まりました。(ちなみに勤務継続中は、有給は出張などのときに勝手に消化扱いされていました…。使った覚えがないのに使ったことになっていました。)
初めて正しく有給を使ったのがこの、勤務最終日から契約満了(退職日まで)の期間でした。
その“初めての有給”を過ごしているときに、自分に「やりたいことがない」と気付き驚きました。
にっきー
そんなはずはない!と、働いていたときに「休みがとれたらやりたい」と考えていたことを思い出そうとしました。
そして気付きました。
働いているときにやりたかったのは…
『ゆっくり寝ること(休むこと)』だったのです…
アドさん
にっきー
できることなら目覚し時計をセットせずに寝て、できることなら会社からのLINEやメールや電話に一切対応しなくていい日を過ごしたい。
これがにっきーの『理想の休日』となっていました。つまり、疲れすぎて、やりたいこと=休むことという謎の状態になってしまったわけです。
やりたいことがない=休みが足りていない
自身の経験から、今やりたいことが見つからない人は、心か体が疲れていて「そんなことより休ませてくれ」と心が悲鳴を上げているのかなと思うようになりました。
休むことしかやりたいことがないにっきーは、有給消化しながらとにかく休みました。
一日のうちの活動的な行動といえば、スーパーに買い物に行くことと、料理を作ることと、洗濯することでした。
最初は料理も適当でしたが、そのうち段々と、作りたい料理が思い浮かぶようになりました。お菓子でも作るかーと思って、クッキーを焼いたときもありました。
こんな風に、しっかり寝て、洗濯や家事も普通の人が起きている時間に行い、時々お散歩程度の運動をする。そんな「当たり前」の日常を送ることを2週間続けたところで、ようやく『あ、就職前に読んでいたあの漫画の続巻を読もうかな』という気持ちになりました。
にっきー
会社で指定された雑誌を買いにパシられるとか、プロジェクトに必要な本を買うときくらいしか、本屋さんで買い物はできませんでしたから。
やりたいことが見つからないときは、普通に生活をしよう
今もし、このページに訪れたあなたが「やりたいことがない。自分って変なのかも。」という気持ちになってしまっているなら、きっと休みが足りていません。
「しっかり休んだけどやりたいことがない」のなら、まずは“普通の生活”をしてみてください。
- やることがなくても朝8時くらいには起きる
- ヨーグルトだけとかでもいいので朝ごはんを食べる
- 洗濯機を回して日光を浴びながらベランダに干す
- お昼ご飯がてらお散歩に行く
- 公園でブランコにでも乗ってみる
- 帰りにスーパーに寄って食材を買う
- 洗濯物を取り込む
- 家で夕ご飯を作る
- お風呂にのんびり浸かる
- ドラマ見て23時には寝る
にっきー
ちょっと心が元気になってきたら、テレビをみるのもオススメです。美味しいランチやおしゃれな服、公開したての映画や最近流行っている音楽など、ちょっと気になる情報に出会える可能性が上がるからです。
「やりたいことがない」ということがプレッシャーにならないように、「まぁいつかやりたいことも出てくるさ」と気楽に構えて見てくださいね。
虚無感が強い人はこちらの記事も参考にどうぞ。
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