にっきー
にっきーはブラック企業に勤務しているときに、土日休みなし+毎日深夜2時に終わる日々だったので、大学の頃の友達とは見事に疎遠になりました。友達のSNSを見ると楽しそうな様子があって「いいな〜」って思っていたのですが…案外、吹っ切れてみれば「本当に仲のいい少人数と関わるくらいがいいかも」という考え方もできるようになりました。
アドさん
にっきー
友達なんていないほうが楽だなと思うんですけど普通ですか??
これを見て「それも“有り”だよなぁ」と思う人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「職場の同僚」みたいな関係ではなく、仕事は関係のない「友達」について考えていきます!
- 人に合わせて疲れてしまう人は、友達がいないほうが楽
- 気が合う人は少人数でいい、という人もいる
- 忙しすぎて時間がない人も少人数の友達が合っているかも
- 友達がいなくて困る理由で多いのは「周りが変に気を使ってくる」こと
友達はいないほうが楽な理由
そもそも「友達がいないほうが楽!」と考える人は、どのような理由でその考えに至ったのでしょうか。
SNSやインターネットでいろいろな意見を見ているうちに、いくつか理由のパターンが見えてきました。
- 仲がいい人相手でも、会うと疲れてしまう
- 気が合う人は1人いれば十分
- 周りに気を使いすぎてしまう
- 1人の楽しみ方を知っている
それでは、それぞれのパターンの理由を順番に見ていきましょう。
仲が良くても人と会うと疲れる
「会う人と仲が良くても、疲れる」というタイプ。この理由は、相手と微妙な距離感…というわけではなく、仲がいいはずなのに、会うと疲れてしまうという人です。こんな感じの経験をしたことはありませんか?
- 好きな友達はいるが、会う約束すると正直、億劫になってしまう
- 週末などの約束が近づいてくると、延期にならないかなぁと思ってしまう
- 会っているときはそこそこ楽しいけれど、会った後はどっと疲れてる
- こんな自分の気持ちと向き合って「1人が向いてるのかも」と思ってしまう
中には、こんな具体的な悩みを挙げる人もいました。
友達と過ごすときはいつも通りの自分で居られないというか、友達に合わせてしまって疲れてしまうのですが、これは心を許せていないからですか?
心を許してる友達と過ごしてても疲れる人は居ますか?
人と会うこともエネルギーを使いますから、いくら心を許している相手であっても疲れてしまうのは仕方がないことでしょう。
気が合う人が1人いれば十分
「広く浅く」ではなく、「気が合う友人が1人いればいい」というタイプの人です。
- 気づけばいつも同じ人を誘っている
- その人を含んだ3人とかよりも、2人だけのほうが楽
- 相手も少人数の方が楽、というタイプ
- 2名以上でないと利用できないお店は、1人好きの子に声かける
- 同じ状況のときにその子からも声がかかる
- 2人でいるとき以外はもはやどこでも1人で行ってしまう
最大人数は2人、という関わり方ですね。互いに普段は1人で過ごすことが多いからこそ、ほどよい距離感も分かっている。そういう関係は確かに楽そうです!
にっきー
周りに気を使いすぎてしまう
周りに気を使いすぎてしまう人も、…ちょっと切ないですが、友達はいないほうがいいなと考えてしまう傾向にあります。
- 気を使いすぎて話が続くようにしていたら「司会者みたい」って言われた
- 会う人それぞれの趣味や興味あるものについてリサーチして備えてしまう
- 広く話題にできる知識量をつけようとしてしまう
- みんなが平等に好きなことを話しているか(つならなそうな人がいないか)気にしてしまう
- 空気が悪くなりそうな話題が出たら、変えようと気を使ってしまう
周りに気を使いすぎてしまう人は、気にしない人・気づいていない人からすれば逆に「社交的だな」と思われてしまってもおかしくないですよね。
仕事で営業職や受付業やサービス業など、人と話すことをやっていると無意識のうちにこういう行動が出てしまうこともあります。
アドさん
にっきー
1人の楽しみ方を知っている
1人の楽しみ方を知っている人は、ポジティブな理由で「友達がいないほうが楽!」と言い切れるタイプかもしれません。
- 休日に1人で楽しめる趣味をもっている
- 気分転換にホテル泊まりなど、自分のペースで気軽に行動できる方が楽しい
- ひたすら動画、アニメを見ているのが幸せ
- もともと一人っ子で、1人で過ごすほうが当たり前になっている
お仕事女子の方にもこういうタイプの方は多いかも知れません。
エステに行ったりネイルサロンに行ったり…自分のメンテナンスに時間を使うことが楽しい!ということに気づくと、1人で過ごすことは贅沢な時間の過ごし方になっていきますよね。
少し高級な食事をしたり、いいホテルに泊まったりするのも、1人だと相手の予算感とか気にしなくていいですから、自分の判断ですべて決めることもできます。
にっきー
友達はいないほうが楽な人の特徴・共通点
ここまでで、友達がいないほうが楽だという人の事例をいくつかご紹介しました。次に気になるのは「友達がいないほうが楽」と考えがちな人の共通点や特徴はあるのかな?ということです。
アドさん
にっきー
自分はこのタイプだ!というのを探す気持ちで見てみてください。
- 忙しすぎて時間がない人
- 気を使いすぎて疲れる人
- 一人で決断することが多い人
- 一人でいるのが好きな人
- 人から好かれたいと思っていない人
- どうしても許せない性格などがある人
- 連絡するのが苦手・日程調整が面倒な人
忙しすぎて時間がない人
これはちょっと切ない理由かもしれませんが、「忙しすぎて時間がない人」は、友達がいないほうが楽になってしまいがちです。
いつも仕事と家の往復状態。だから、休みは一人で気楽に買い物に行ったり、家事をして家を整えたい。
やっとの休みは、人に付き合うのも付き合わせるのもしんどくなってしまう。
人に気を使わず、100%自分のために時間を使いたい!という気持ちはとっても分かります。
にっきー
気を使いすぎて疲れる人
これは先程もいた人ですが、ついつい周りに気を使ってしまう人は、「(会うことで気を使って疲れるくらいなら)友達がいないほうが楽!」って思ってしまうかも知れません。
ただ、このタイプの人は「一緒にいて居心地のいい人」や「そこまで気を使わなくてもお互いが素の状態でいられる人」とまだ出会えていないだけ、という可能性もあります。こういった人に出会えれば、友達といること・友達と過ごすことが楽しめるようになるかも知れません。
一人で決断することが多い人
一人でいろいろなことを決断することが多い人は、「友達がいないほうが(意見を合わせたり伺ったりしなくていいので)楽!」という理由で、友達がいないほうが自由に行動できます。
「一人でなんでもできる」「一人で決断する」というタイプだと、よくある「〇〇なんだけど、どうしよう…」と友達に相談することも少なかったり、相談を理由に友達と会う、なんてことも少ないかも知れません。
つまり、特に友達を頼る必要がないわけですね!ただ逆に、そういうしっかりしているタイプだからこそ、周りからは求められる事があるかも知れません。
一人でいるのが好きな人
一人でいることが好き!という人は、友達がいない方が楽だったり、友達が少ないほうがいいと思っていたりするでしょう。これはとっても分かりやすいですよね。
そもそも一人でいることが好きなので、「自分の好きな時に好きなところへ行ける」「誰かに気を使うことなく好きなことができる」ということが楽しいわけです。当たり前ですが、一人でいるほうがフットワークも軽くなりますし、自分で自由に決めたり、自由に行動したりという「選択の幅」が広がります。
その自由さを楽しんでいるのは素敵ですよね!
にっきー
いじめられっ子だったので友達は誰もいません。生涯独身で、今も1人暮らしです。
でも誰にも邪魔されず、お金も時間も自由自在の勝手気ままな楽しい人生を送ってます。
アドさん
人から好かれたいと思っていない人
「人に嫌われたくない」「人から好かれたい」と思っている人は、どうしても友達がたくさんいないと不安になってしまいます。
逆に言えば、「人から好かれたいと思っていない」という人は、友達と関わりがないなんて辛い!みたいに必要性に迫られることはありません。
人に興味はあるんだけど関わらなくても別にいい、という相手の顔色を伺ったり、周りからの見られ方を気にしない人は、友達が少なくてもマイナスに働くことはないでしょう。
どうしても許せない性格などがある
「自分には、どうしても許せない性格や行動がある」という人は、友達が多いことが、無駄に疲れてしまうことやイライラしてしまうことに繋がるかも知れません。
アドさん
にっきー
他の部分については平気だけど、自分にとってどうしても無理なネガティブ要素があるという人は、無意識のうちに交友の幅を広げないようにしているかもしれません。
連絡するのが苦手・調整が面倒
細やかな連絡や日程調整が苦手な人・面倒な人も、友達が多いと余計に面倒なことが増えてしまうので、友達が少ないほうが楽!と考えます。
普段、自由気ままな生活スタイルを送っている人や、LINEなどSNSの返信は時間が開いても平気という人に多いです。
アドさん
にっきー
人に合わせることは疲れる、待ち合わせがとにかく嫌い、という人は、約束をしたり連絡をしたりするだけでそもそもストレスになっている可能性があります。
「何時に連絡するね」という約束をしたときに、心に「面倒だな」という気持ちが浮かぶ人は、このタイプかも知れません。
友達はいないと辛い?ぼっちのデメリットは?
友達がいない方が楽な人や、友達が少ないほうが過ごしやすい人は、結構色んなパターンがありましたね。
アドさん
にっきー
最後に、友達がいない「ぼっち状態」で辛い思いをする場面や、友達が少ないことで生じるデメリットはあるのか、考えてみました。
今友達がいなくても大丈夫!縁を待とう
今現在は友達がそんなに多くない・友達がいない、という人の中には「本当は多くの友達がほしい」と考えている人もいることでしょう。
本当はたくさんの友達がほしいけれど今はいないという人は、まだ“縁”や出会いがないだけかもしれません。
最近一人の友人と仲違いして疎遠にした。自分って人と上手くいかんなぁと落ち込んだけど、親と同世代の知り合いに相談したら、人と人は縁だからいつか気の合う人と出会えるよ、と言われ気が楽になった。
例え今後出会えなくてもなんか救われた。
幼少期から大人になるまで、様々な環境を経験しているように思うかも知れませんが、いずれもただ偶然そのメンバーになっただけです。
例えば自分の趣味がキッカケで仲良くなった人なら、学校や職場のような「受動的な環境」とも異なりますので、新しい関係が築けるかも知れません。
周りの人がうるさい・気を使ってくる
一人でいることが楽しかったり、友達がいないことが楽だなと自分は思っていても、周りがそれを許さない…という場合もあります。
アドさん
にっきー
義母がいるのよね
私は転勤族と結婚して色んな土地に住めて1人でも楽しんでるのにずっと地元にいる義母は横の繋がりというか近所の繋がりが一番大事なタイプだから私にお友達作れとうるさい。
そんなの無理に作らなくても自然と仲良くなる人もいるし今はコロナであまり会えてないけどお茶飲み友達くらいはいるのに
1人の方が楽だし友達いない事自体はそんな気にならないけど、周りの「あの人友達いないの?」って言葉と目線は嫌だなぁ、放って置いてくれよ…
引用:ガールズちゃんねる
また、「友達いらないって言う人はネットで承認欲求満たそうとする人が多い」みたいな偏見もあります。
普段の生活にあまり友達の影が見えないからといって、ネット上に友達を求めている人ばかりではないのですが…「一人のほうが楽」という気持ちを分かってもらうのは、一部の人にとってはなかなか難しいのかもしれません。
まとめ
今回は、友達がいないほうが楽な人や、1人で過ごすほうが楽!という人について、理由や特徴をまとめていきました。
- 人に合わせて疲れてしまう人は、友達がいないほうが楽
- 気が合う人は少人数でいい、という人もいる
- 忙しすぎて時間がない人も少人数の友達が合っているかも
- 友達がいなくて困る理由で多いのは「周りが変に気を使ってくる」こと
今回読んでいただいて気付いたかも知れませんが、つまりは「人は人、自分は自分」ということですよね。
「友達がいてよかった!と思う事しかない」という人もいれば、「一人でいてよかった!といつも思ってしまう」という人もいることでしょう。
「本当は友達がいないほうが楽なのに無理して友達を作っている」という人は、周りの “友達をつくらなければいけない”という空気に縛られてしまって、無理を重ねているのかもしれません。
合わない人に合わせるのは大変ですし、特に社会人として働いているのなら、普段の会社ですでに「合わない人に合わせる」ことや「関わりたくない人に関わる」というストレスと経験しています。
だからこそ、人を意識したり比較したりして疲れるのなら、一人でいて楽しい理由を自分の中に作ってしまいましょう!
にっきー
にっきー