にっきー
このブログでも、度々紹介してきた画像加工アプリ「Canva」を使って、色んな作品を作っている方も多いのではないでしょうか?
にっきー
アドさん
にっきー
また、CanvaはInstagramだけでなく、FacebookやTwitter、TikTokにも投稿できる機能があるのでSNS用の画像を加工するのにとても便利です。
にっきー
アドさん
にっきー
この記事ではCanvaで作成した画像の許可されている使い方と許可されていない使い方について解説します。
にっきー
アドさん
にっきー
- Canvaはクレジット表記なしで商用利用ができる
- SNSでの商用利用はOK
- Canvaの素材やテンプレートを使用したロゴは商標登録できない
- Canvaのテンプレートや素材を販売することは著作権侵害
- 無加工のテンプレートを商用利用してはいけない
- Canva Pro会員になると全てのテンプレートや素材が使える
- Canva Pro会員になると背景透過やSNSの予約投稿ができる
はじめに「商用利用」と「著作権」について知ろう!
にっきー
「商用利用」について
商用利用とは、何かしらの創作物(写真素材や音源など)を利益を得る目的で利用することを意味します。
その創作物を直接販売したり、二次的に利用して利益を得ることも商用利用にあたります。
例えば、素材サイトから写真をダウンロードして、自分のお店の宣伝用の画像を作ったとします。
これは、営利目的(お店の利益を得る目的)で画像を使用しているので商用利用にあたります。
にっきー
また、ランサーズなどのクラウドソーシングでデザインの仕事を請け負っている方がCanvaを使って作成したデザインを納品することも商用利用にあたります。
「著作権」について
著作権とは、著作者に対して法律によって与えられる権利のことで、著作権を定めている法律が著作権法です。
著作権法の中で「思想または感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術または音楽の範囲に属するもの」を著作物、著作物を創作した人を著作者と定義しています。
にっきー
著作物には様々な種類があり、著作権にも様々な種類があります。
著作者の意図に反した著作物の使用は禁止されていますし、著作物を利用する際は著作者の許可がなければいけません。
また、著作者には著作物を利用する利用者から、使用料(著作権料)を取る権利があります。
にっきー
アドさん
にっきー
アドさん
にっきー
Canvaの「商用利用」と「著作権」のルールを知ろう!
にっきー
Canvaで作成した画像の商用利用はOK?
Canvaの素材やテンプレートを利用して作成したデザインは商用利用が可能です。
クレジット表記(Canvaを利用して作りましたという表記)をしなくても使うことができます。
ですが、先ほどの『「著作権」について』でも説明したように、Canvaの素材やテンプレートにも著作権があるので、決められたルールの範囲内での使用を心がけましょう。
にっきー
Canvaで許可されている商用利用
先述したように、Canvaで作成した画像は商用利用が可能です。
にっきー
- 会社やお店のホームページにCanvaで作成した画像を掲載する
- Canvaで加工した画像をビジネス用のアカウントのSNSに投稿する
- Canvaで作った画像を広告や営業資料などとして活用する
- Canvaで作って印刷した名刺を配る
- Canvaで作った年賀状を取引先やお客さんに送る
- グッズを作成して販売する など
にっきー
アドさん
Canvaで許可されていない商用利用
先ほど、Canvaの商用利用例を紹介しましたが、許可されていない使い方もあります。
にっきー
- Canvaの素材(写真・音楽・動画など)を無加工の状態で、販売、再配布、クレジットの取得を行う(写真を撮った人やテンプレートを作った人ではない人が自分の名前や企業名を入れて使うこと)
- Canvaで作成したデザインをつかって商標登録をする(次項「要注意!Canvaで作成したロゴについて」を参照)
- 他人のデザインをコピーして販売すること(Canvaに限らず、他のデザインアプリを使っても著作権侵害になるので禁止)
にっきー
Canvaのテンプレートや素材に関しても、作者(著作者)が著作権を所持しているため、Canvaのテンプレートを他の素材サイトで販売したり、自分のクレジットを表記したりすることは著作権侵害になります。
にっきー
アドさん
にっきー
要注意!Canvaで作成したロゴについて
にっきー
Canvaにはロゴのテンプレートもたくさん用意されています。
アドさん
にっきー
アドさん
商標とは、自分(自社)の商品やサービスであることを示す文字・図形・記号などのマークのことです。
特許庁に商標出願をして登録が許可されると商標登録ができます。
にっきー
アドさん
にっきー
- 四角や丸などの一般的な図形や線を使う
- Canvaを使ってフォントを追加する
- 自分でデザインした画像を使う
にっきー
それと、商標登録にロゴテンプレートを使用するのがNGなだけで、個人的に利用するのはOKです!
じゃあ、友達にプレゼントするアルバムの表紙にテンプレートを使って作ったロゴを印刷するのは大丈夫だよね?
アドさん
にっきー
CanvaのSNSやYou Tube、同人誌での利用はOK?
にっきー
Facebook、Instagram、Twitter、TikTokなどのSNSでの利用は?
個人用のアカウントでもビジネス用のアカウントでも、どちらも利用OKです。
にっきー
アドさん
にっきー
You Tubeでの利用は?
Canva Proのオーディオ素材は、YouTubeなどのオンライン広告に使用できます。ですが、ライセンスを検証していないと、投稿したときにコンテンツIDの申し立てを受ける可能性があります。
にっきー
同人誌での利用は?
OKです。Canvaを使って同人誌の表紙を作ったり、コミケ用のお品書きを作っても大丈夫です。
にっきー
同人誌は著作権侵害?
にっきー
アドさん
にっきー
『「著作権」について』でも解説したように、著作者の意図に反する著作物の使用や著作者の許可なく著作物を改変することは著作権侵害になります。
ですが、同人誌の作者が実際に逮捕されたという話はあまり聞きませんし、同人誌はコミケやネットなどで流通しています。
にっきー
親告罪とは、被害者が訴えなければ起訴されない犯罪のことをいいます。
同人誌の元になった作品の作者(著作者)が、同人誌の作者を著作権侵害で訴えないと罪にはなりません。
アドさん
にっきー
- 二次創作されることによって、その作品の知名度が上がる可能性があるから(結果として著作者の利益になる)
- 二次創作から人気が出て、一次創作(オリジナル作品の創作)をする人もいるから(クリエイターを保護、育成したいから)
- 著作者が上記理由から二次創作に理解があるから
- 訴訟には時間もお金もかかるから
アドさん
にっきー
Canvaの無料版と有料版の違いはなに?
Canvaは無料でテンプレートを使ったり画像の加工ができるアプリですが、Canva Proという有料会員もあります。
にっきー
アドさん
にっきー
Canva Pro(有料会員)になるとできること
にっきー
右下に「無料」と書かれているのは無料のテンプレートですが、書かれていないテンプレートは有料です。
有料のテンプレートはCanva Proになると使えます。
Canva Proの利用料は月額1250円、年間契約すると22%割引で月額967円となっています。(2021年11月現在)
「Canvaで許可されていない商用利用」でもお話ししたように、テンプレートや素材は作成者が著作権を持っていて、著作物には使用する際にお金(著作権料)を支払わないといけないものもあります。
にっきー
Canva Pro会員は全てのテンプレートや素材を使えますが、無料版の人は有料のテンプレートや素材を使うことはできません。
無料版の人が有料の素材を使おうとすると下の画像のように透かしロゴ(ウォーターマーク)が入ってしまいます。
Canva Proに登録すると、使用できるテンプレートが増えるだけでなく、背景を透明にする機能を使えるようになったり、InstagramなどのSNSに予約投稿ができるようになります。
アドさん
にっきー
無料お試し期間が1ヶ月あるので、お試し中に解約すれば支払い0円で試せて安心です!
まとめ
今回は、Canvaの商用利用について、著作権との関係と合わせて解説しました。
アドさん
にっきー
- Canvaはクレジット表記なしで商用利用ができる
- SNSでの商用利用はOK
- Canvaの素材やテンプレートを使用したロゴは商標登録できない
- Canvaのテンプレートや素材を販売することは著作権侵害
- 無加工のテンプレートを商用利用してはいけない
- Canva Pro会員になると全てのテンプレートや素材が使える
- Canva Pro会員になると背景透過やSNSの予約投稿ができる
にっきー
アドさん
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